妊活に積極的でない旦那をその気にさせた7つの方法
はじめに
女の人なら誰しも出産、子育てに考えることがあると思う。
私も漠然と「30歳までに子どもを2人産んでおきたいな」という気持ちがあった。
当時、旦那26歳、私27歳。そろそろ子供について2人で話し合って見ようと思い声をかけてみた。
私:そろそろベビーさんいたらいいなと思うんだけど。
旦那:まだ早いんじゃない?お金心配じゃない?自分たち、精神的に子供じゃない?
私:そっかー…
私は確信した。「旦那の意識改革」ここからが私の妊活スタートだと。
①子育てには体力、気力、忍耐力が必要ということを理解してもらう
子どもを産むには、まず女の人の体力がないことには始まらない。長い妊婦生活、陣痛、産後の回復速度など体が若いほど体力があり耐えられるものである。
また、子育てが始まると夜泣きに抱っこ、歩きはじめたら怪我のないよう見守らなくては、一緒に公園で走らなければならない。2、3歳になるとトイレトレーニング、イヤイヤ期と成長に合わせて体力、気力、忍耐力が必要になってくる。
気力や忍耐力は歳を重ねるごとに増していくかもしれないが、体力は無くなる人の方が多いだろう。
自分とパートナーの体力と相談してライフプランを考えていきたいものだ。
実際「体力は年々落ちてきてるよね…」と2人で再確認することができた。
②年齢を重ねると妊娠確率がさがる
同じような内容になるが、言葉にするとしないとでは雲泥の差。
健康な20代のカップルがタイミングをしっかりとれたとしても妊娠の確率は20%と低く、もちろん年齢を重ねるごとに妊娠の確率は下がっていく。40代になると5%とか。また、妊娠できても染色体の異常等で7人に1人は流産してしまう。
旦那も話半分であったが頭の片隅には入れてくれたようだった。
③卵子、精子も老化していくしていくことを理解してもらう
卵子は自分が生まれたときから少しずつ減っていき、年齢を重ねるのと一緒に質も少しづつ衰えていく。老化が進めば受精卵になる確率が減少し、染色体の異常で流産してしまう確率が上昇してしまう。
卵子ばかりではなく、精子も年齢を重ねると濃度が薄くなり、運動率も下がってくるとのこと。運動率が悪いともちろん卵子にたどり着くまでに力尽きてしまい、妊娠することはできない。
ただ、これらは見てわかるものではないが重要なことなので頭に入れておきたい情報だ。
旦那も話半分であったが、頭の片隅には入れてくれたようだった。
④自分たちに病気等があり、不妊だったら…を考えてもらう
不妊にはさまざまな要因があり、治せるものもあれば、治せないものも。不妊の原因は女性側だけでなく、男性側にも原因がある場合も多いそう。いざ子どもが欲しいと思っても、まずは治療からなんてしていたら時間はあっという間に過ぎてゆく…。
あらゆることを考えて、早め早めに行動していきたいものである。
ブライダルチェック(妊娠できるかの検査)を受けてみたら?と提案があったほど、効果はあったもよう。しかし、1〜5万円ほどの費用がかかったり、多忙だったため断念。
⑤貯蓄額を明確にする
妊娠、出産となると不安になるのがお金。考え出すときりが無くなってしまうが、まず必要になるのは仕事を休んでも生活していけるだけの貯蓄と出産時の入院費とベビーグッズ費。
我が家では1年間の生活費、入院費、ベビーグッズ費を支払っても余裕を持てるよう300万円を貯蓄。貯蓄中も「毎月○万円貯蓄しているから○ヶ月後には○万円になるよ」と報告していた。
まとまったお金があることで少しは安心を持てているようだった。
⑥赤ちゃんに一緒に会う
これは甥っ子、姪っ子、共通の友人に赤ちゃんが生まれたときに限ってしまうが、身近で赤ちゃんに触れることができるので、機会があれば積極手に会いに行きたいものだ。
また、道ですれ違う赤ちゃんを見て「かわいいね」「笑ってるよ」などパートナーの視線を赤ちゃんの方へ向かせたり、ショッピングモールで通り過ぎる子ども服売り場で足を止めてみたり、しつこくない程度に行ってみるのもいいかもしれない。
2人で視線を合わせることで、私は子どもに興味がありますとアピールする機会にはなっていた。
⑦第3者の目線から出産、子育てについて話してもらう
信頼関係はあるが、近すぎない関係が効果的。職場の子育てママさんが我が家の場合、非常に良かった。
私が話していた体力、気力、忍耐力、妊娠確率、卵子・精子の老化等を別の人から聞くことにより、話半分だったのが真剣に考えるようなったのである。
もちろん旦那の職場の方にそんなお願いをした訳ではく、談笑の中で偶然そのような会話になったようだ。
------------------------------------------
①子育てには体力、気力、忍耐力が必要ということを理解してもらう
②年齢を重ねると妊娠確率がさがる
④自分たちに病気等があり、不妊だったら…を考えてもらう
⑤貯蓄額を明確にする
⑥赤ちゃんに一緒に会う
⑦第3者の目線から出産、子育てについて話してもらう
------------------------------------------
女性とは違いなかなか子育てに気が向かない男性が多くいると思うが、子どもが欲しいと感じている人は早め早めの行動が大切。最近では40歳台での妊娠出産も多くみられるようになったが、自分が60歳代になったとき子どもが成人になり、大学に進学と考えると大変なことである。
私の場合この①〜⑥を相手の負担になったり、何度も話題にすると機嫌を損ねてしまうこともあったので、少しづつすり込んでいくこと1年。その後⑦の同僚の話をきっかけに自ら「妊活してみる?」と提案があった。
⑦は運任せになってしまったが、妊活に積極的でない旦那さん、パートナーに対してアピールする手助けになれることを祈ります。